2016年、2018年に聴衆を熱狂させた、やまと国際オペラ協会の「第九」の再演を願う声も年々大きくなっているのと同時に、「ぜひ第九を歌いたい」をいう方も多いため、今回は、合唱団員を追加募集して、12月24日に因んでヘンデルのメサイアから数曲を厳選し、メインは、年の瀬には欠かせない、ベートヴェンの「第九」をお贈りする。 ロシア、ウクライナのメンバーも出演するが、どのような状況下にあっても、皆、音楽という強い絆で結ばれている。 今回のコンサートでは、ウクライナ出身のデニス・ヴィシュニャ、オクサーナ・ステパニェック他、国際色豊かな出演者により、70カ国以上の国の出身の人々が集う国際都市・大和から、世界に向けて「Alle Menschen werden Brüder 全ての人々が兄弟になる」と高らかに歌い上げ、心をひとつに国際平和を祈念するためのひとときとしたい。